スタッフのひとりごと

定住財団スタッフの日々のつぶやきをお届けします。

Diary

2025-04-18 「ありがとう」は新卒のままで

朝、通勤中によく見かけるのが、
おろしたてのスーツを着た新社会人。
新年度の始まりを感じます。

さて、社会人1年目の自分を思い出すと、穴があったら入りたい失敗がたくさん。
・初めて1人で取引先へ、意気揚々と出発するも、迷子になる
(松江出身ですが松江で迷子になりました)
・カッターの扱いに慣れておらず段ボール開封とともに中の商品を切り裂く
(高級品でした)
まだまだ数えきれないほど…

そんな数々の失敗の背景にはフォローしてくださる先輩、上司、そして取引先の方がいる。
所属している会社はもちろん、温かく新社会人を見守ってくださった取引先の方にも
感謝の気持ちでいっぱいです。

新卒で入社した企業は丸6年勤め、その後今の財団に入りました。
自分の中では社会人小学校課程が終わり、今は社会人中学校に在籍している気分。
同じ社会人でもまだまだ知らないことがたくさん。
日々財団の皆さんにフォローしていただいています。
フォローしていただけるのは当たり前のことではない。
感謝の気持ちの持ち方は、いつまでも新卒のままでいよう。
きちんと「ありがとう」を伝えよう。

新社会人の姿を見て、感謝の源を思い出す、ある春の日のことでした。

(mo.)

2025-04-16 どぎにドキッ

いつも行くスーパーマーケットのお魚コーナーに、いつものように夕食の食材を買いに行った新年度の春の日のことです。おなじみのアジのパックの隣に、白っぽくぬるぬるとした風貌の魚がパックに入って鎮座していました。

ラベルを見ると「どぎ」という表示と「今日のおすすめ品」の文字。手の平をはみ出すサイズで3尾入って200円せず、お財布にやさしい魚でした。

これまで食べたことはおろか、見たこともない魚でしたが、心もとないお財布事情にも後押しされ、買ってみることにしました。

家に帰って検索してみると、中国地方のみに生息するイワナ属の魚で、川の最上流に生息する「幻の魚」と言われていることが分かりました。島根県では斐伊川から高津川までの生息が確認されているようです。

恐る恐る煮つけにして食べてみたところ、とろっとした歯触りが少しあんこうっぽく、淡白な味わいで、なかなか好評でした。

新年度早々に出会った「幻の魚」を神妙に味わいつつ、予期しない出会いがこれからもあるかもしれないな、と感じ、何だかワクワクしてきました。

新年度は目新しい環境や仕事等に戸惑う場面もありますが、諸々の新しい出会いを楽しみつつ、小さくてもチャレンジしていくといいよ!と、どぎに背中を押してもらった気がしています。         

(でんでんむし)

2025-04-15 お茶を求めて

東京に住んでいる友達から、「人にあげたいんだけど、○○のお茶、東京で売ってるかな?」との連絡。
いつもなら東京にあるアンテナショップ・日比谷しまね館で扱いがあるはずだけど、その頃はちょうど休館中。

島根のものを手土産に選んでくれる嬉しさがあり、なんとか手配したいところ。

そのお茶の販売元のネットショップを見ると、少々時間がかかりそう。
しかも、松江市内にある物産館もリニューアル工事で休業中。

これは…
売っているところを探しに行くしかない…
と思い、よい天気の休日、ドライブがてらお茶探しの旅に出かけました。

西部地域のお茶なので、浜田あたりから売ってるはず。
益田まで行けば確実。

松江を出発して、高速だいぶつながったな~と思いながら
途中途中でちょっと寄り道しつつ、最終的には江津で発見!
(江津と浜田の中間あたりでした)
その後無事に友達にもお届けできました。

今回改めて思いましたが、西部地域のもの、本当に東部で売ってないんだなーと。
(逆も然り)

今の時代、なんでもどこからでも買える便利さはありがたいけど、
やっぱりその土地でしか買えないことは価値だよなあと思います。

今回は品物を追って追ってのドライブでしたが、途中途中で景色が見えたり美味しいものがあったり。
その土地のものはその土地で。

友達のおかげで、楽しいドライブとなりました。

(は)

2025-04-14 『健康十訓』

私の担当はUIターン希望者のお仕事紹介が主な業務です。

たくさんの企業様とのお付き合いがあり、求職者のご紹介で訪問させて頂いております。

応接室に通されるとよく掲げてあるのが、「健康十訓」です。

 

一、少肉多菜(肉を少なく、野菜を多く)
二、少塩多酢(塩を少なく、酢を多く)
三、少糖多果(砂糖を少なく、果物を多く)
四、少食多噛(小食で、よく噛かむ)
五、少衣多浴(薄着にして、陽にあたる)
六、少言多行(口先よりも、行動本位で)
七、少欲多施(欲は少なく、他につくす)
八、少憂多眠(思い悩まず、よく眠る)
九、少車多歩(車に乗るより、よく歩く)
十、少憤多笑(怒らず、よく笑う)

 

この十訓は、江戸中期の俳人である横井也有の作です。

この方はさすがに長寿で西暦1702(生)-1782(没)とありました。

江戸時代の寿命は統計がないので正確なことはわからないですが、
幼少期を無事に過ごしても、3040年くらいの寿命の方が多かったようです。

現代では医学の発達で平均寿命も延びていますが、健康で長生きする「健康寿命」が注目されています。

この健康十訓はわずか40文字の漢字の集まりですが、

食事などの日常生活の心掛けからメンタルアドバイスといった様々なことが書かれています。

実に含蓄のある40文字です。

自分が元気でないと移住相談対応はできません。

年度始めにあたり、この「健康十訓」を意識しながら健康維持に努力していきたいと思いました。

(繋)

2025-04-11 水稲はじまります

今年も、山の中での米作りが始まりまっています。

水路の掃除に始まり、田植え前の田んぼ整備(肥料やトラクター作業)、

5月の田植えが終われば水管理に草刈りに防除作業と、週末はあっという間。

そうそう、山の中なので、田んぼの広さと同じくらいの面積で草を刈らないと。

 

夏の殺人的な暑さも、大雨や台風におびえる日々も乗り越えて、初秋に無事収穫を終える

・・・といいなぁと、今から祈る気持ちです。

 

山間部での米作りは本当に大変!

この先も、この地域で米作りが続けていけるのか不安な気持ちは(大いに)ありますが、

まずは今年1年、健康で農作業に向き合えますように。

そして、秋には美味しい新米が食べられますように。

(築)

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