スタッフのひとりごと

定住財団スタッフの日々のつぶやきをお届けします。

Diary

2019-06-03 泣けた、ホーランエンヤ

10年ぶりのホーランエンヤ。
今年は、渡御祭の日に馬潟地区(私の愛するふるさと竹矢にあります)から船団を見ようと、小学生ぶりに馬潟の川岸に行きました。
  
地元の馬潟の船が見えてくると、地元の子どもたち(年長さん位かな?)が数人
「じじ~~~!!!!」
「じぃじぃ~~~~~!!!!」
「じぃ~~~~じぃ~~~~~!!!!」
と、船に乗っているおじいちゃんに向かって、ジャンプしながら手を振っています。
馬潟の船団、1船目からそれは始まり、最後の船が通り過ぎるまでずっと続きました。
「じぃじぃ~~!!」と呼ぶ親しさを考えると、自分のおじいちゃんが乗っているのかな?
とはじめは思っていましたが。馬潟の船に乗っているおじいちゃんたち、何人にもそれを言っていました。
おじいちゃんたちも船の上から「お~~~い!」と返事をしています。
この子たちには、一体何人のおじいちゃんがいるのでしょうか。
そのいじらしさに笑っちゃいましたが、おもわず涙が滲みました。
きっとこの子たちには、本当にじぃじが沢山いるんだろうなと思います。
沢山のおじいちゃんに可愛がられているのでしょう。
  
きっと10年後、この子たちが馬潟の船に乗るかもしれない。
もしくは応援団としてまたこの岸辺で大きな拍手を送っているかもしれない。
  
200年以上続いている祭り。
絢爛豪華な見た目も見応えありましたが、
目には見えない空気感の中に、祭りの本質を見た気がして、心が震えました。
  

(竹矢っ子)

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