定住財団スタッフの日々のつぶやきをお届けします。
社会人として、職業人として四半世紀が経過した私ですが、もうこの年になると日々の生活の中で、周りから見て「知っていて当たり前、できて当たり前」なる事が、当然多くなってきました。(一般的年齢からみると恥ずかしながらまだまだではありますがね)
ただ、父の他界に際して、初めて取り仕切る葬儀や四十九日の段取り、お布施の額や満中陰志なるものの存在など・・・・・全くわからないという初体験をここにきて経験しました。
悲しみに浸る時間もほとんど取れない中、仕事と並行して様々な手続きをし、それでもまだまだ残っている後処理に今も追われてはいますが、亡き父から教えられたこと、その一連の中で関わった様々な「組織や人たち」のありがたさ。
こういった経験一つ一つがまだまだ半人前の私の成長を後押ししてくれました。
改めてひとりではないということを熱く実感することができました。
まだこれからいくつもの人生の階段を上っていくのでしょうが、それらすべてが定められた成長への段階ととらえ、しっかり受け入れて精進していきたいと思います。
PS:)先週の日曜日は父の日でしたが、そんな気持ちを報告すると、仏壇の上に掲げられた遺影が少しだけ微笑んだような気がします。
(雀)