スタッフのひとりごと

定住財団スタッフの日々のつぶやきをお届けします。

Diary

2019-07-16 すこしずつ

財団で勤めるようになって、少しずついろんな仕事をやるようになってきた。
これまでは一人でこつこつやる作業的な仕事が多かったが、ここへ来てから「みんなで働く」ということを意識するようになってきた。
それでもこれまでの自分の悪い癖からか、周りの皆さんが自分の仕事で忙しそうにしておられると「手伝ってください。」がなかなか言えない。なんでもかんでも自分で背負い込んでしまう。
そんな私を見かねてか、財団にはちょうどいいタイミングで声をかけてくださる人がたくさんおられる。「手伝おうか?」ありがたい。本当にありがたい。
さらに財団には、私が勝手にスーパー助っ人と呼んでいる人が何人もおられる。言ったり、頼んだりしたわけでもないのに、準備や片づけのときに「そろそろ始まるかなって思って。」と言ってさりげなくスタッフに紛れて手伝ってくださる。ありがたい。心の底からありがたい。
ふと自分に振り返ってみると、これまで私は周りの人に「一緒にやりますけん、いつでも言ってくださいね。」と声をかけていた気がする。これは一見いいように思えるが、その仕事をいざやろうと思った時に、その人が忙しそうだったら、おそらくお願いしないだろう。要はタイミングなのだ。
助けてもらうと、今度は自分が恩返ししたくなる。周りをよく見てさっと手伝える、そんな気の利く人にはなかなかなれないが、でもこの「ありがたい」の和がすこしずつ広がって、みんながもっと気持ちよく働ける職場になるようにできたらいいなと思う。
今回いろんな仕事をさせてもらう中で強くそれを感じた。そして職場だけでなく、地域や島根にそれをまた少しずつ広げていくことができれば、もっと住みやすい、住みたくなる島根県になっていくのではないか、と大きな一人野望を抱いて、今日もみんなと働くことを頑張ろうと思っている。

(こはるとてん)

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