スタッフのひとりごと

定住財団スタッフの日々のつぶやきをお届けします。

Diary

2019-09-03 関係の質

ジョブカフェ浜田ブランチでは、西部高等技術校と共同で「入社3年目社員合同研修」「入社2年目社員合同研修」「入社半年後社員合同研修」を石見各地で計6回開催している。
  
そこに集まる参加者は、社会人スタートしたての若者たち。
キラキラ輝く目で研修に取り掛かる人が多いが、話を聞いてみると、かなりの割合で悩みはもっていた。中でも、人間関係の悩みを持つ若者が多いのが
印象的だった。
  
今回の6回の研修で共通して訴え続けたのが、「関係の質」を意識しようということ。
心理学や教育の世界では有名な、「関係の質」→「思考の質」→「行動の質」→「結果の質」→「関係の質」という循環についての理論があり、
関係の質が高く良い関係性だから自由闊達な意見交換が生まれ、それにより前向きで建設的な思考ができる。それが、より良い行動に繋がる。そして、良い結果がもたらされる。回りまわって、その結果は、関係性をより良くすることにもつながり、再び好循環へと繋がる。というもの。
  
「多くの仕事の悩みの発端は人間関係だと思えた。自分から関係の質を高める努力をしたい」
「上司に聞きたいことも聞けない状況。自分から関係を近づける努力をしたい」
人それぞれ表現は違えど、関係の質の考え方が腑に落ちている様子が多数見受けられたし、
その気づきを会社の壁を超えた同期同志が語り合っていた様子は、感動にも近い、嬉しい光景でした。
  
より良い仕事をするために、よい結果を残すためにも、まずはよい関係を!
研修で若者たちに伝えるのと同時に、自分たちも日々努力しなければいけないことです。

(七)

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