定住財団スタッフの日々のつぶやきをお届けします。
事業成果を測る指標は様々で、特段数値化できる結果がより重んじられる傾向にあると思います。
もちろん、それは間違いじゃないし、数字はうそをつかない、ということも事実だと思います。
民間にいたときは、売上金額や利益率、純利益額などが最重点管理項目でした。
公的な機関にいる今も、KPIがあり、成果指標が存在しています。
その数字は金額換算できるものは少ないですが、たしかに事業効果を測るうえでは欠かすことのできない数字だと感じています。
しかし、この数値結果、「どれだけ記録を伸ばすか」よりも「どのように出すか」、がより重要な気がしている最近です。
たとえば、ある事業において、担当が変更したことによって数値が悪化したとします。
しかし、その数値を下支えするチームみんなが、ちゃんと思いを重ねて、最大限の努力をした結果の数値であったならばどうでしょうか。
数値結果だけで「良し悪し」を断定してしまえるものでしょうか。
逆に、同じ事業において、その前の担当の数値が過去最大だったとします。
しかし、その数値を下支えするチームは「対岸の火事」の心持ちで、思いはバラバラ、責任をとる誰か1人のみが、身を削りながら、なんとか瞬間最大風速を記録していた、としたらどうでしょうか。
数値結果だけで「良し悪し」を断定してしまえるものでしょうか。
持続可能なのはどちらでしょうか。
また、人材育成という視点で見たときはどうでしょうか。
最終的に、波及効果が大きいのはどちらでしょうか。
もっとも、チーム全員が思いを重ねて、最大限の努力をしながら、最大風速を記録し続けることが望ましいとは思います。
そうなるように努力を続けなければならないとも思います。
何のために記録を出すのか、をしっかり捉えながら進むことが大切だなと、改めて思っている最近です。
ところで、プライベートで何か数字的記録に挑戦してるか振り返ってみたけど、
何も思いつかなかった・・・。なんだか寂しいなぁ笑
(珈琲うどん)