定住財団スタッフの日々のつぶやきをお届けします。
いきなりですが、私は「脳科学」の話が大好きです。
「脳科学」と聞くと専門的に聞こえますが、私の興味は“脳のアンチエイジング”にあります。「物忘れがひどくなったな~」「あの人、えっと名前が思い出せない!」「あれ、あれ何だっけ?」みたいな加齢に伴う脳の老化!?を感じる日々…。ところが、加齢と脳の老化は全く別物ということを知ったのです。大人の脳も新たな神経細胞が生まれている!?つまり、まだまだ能力(記憶力)を高めることできるというわけです。
「歳のせい」にはできない!?とすると、何をどうすればいいのか?
もちろん様々な事柄が関係しているのですが、その中でも面白いと思ったのが、記憶の手順を変えていくというもの。「丸暗記」ではなく、自分の知識や経験を積んで記憶の情報を増やしていく“エピソード記憶“へ変えていく。そのためには、好奇心、チャレンジ精神、感動力キープ、などがポイント。
それなら私も、独自の記憶法を保持しています。食べたもの、飲んだもの、香り、感動の情報を追加すると、思い出す確率が高いのです(笑)
他にも、脳の老化コントロールでおすすめなのが「音読」。読むことだけで、理解の度合いとは関係なく脳が活性化するんだそう。子供が小さい頃は毎日読み聞かせをしましたが、今は、なかなか「音読」の機会は自然には訪れません。
仕事では、毎月1回「しまねいきいきねっと」という機関紙を発行しているのですが、その時は印刷入稿前に、二人一組で、「読み合わせ」をしています。一人が原稿を読み上げ、もう一人が原稿をチェックするというスタイルの校正です。確かに、声に出して読むという事は脳を刺激しているかもしれません。何度も確認していたはずの原稿でも、黙読では分からなかった微妙なニュアンス、間違いなどが発見できます。仕事においても「音読」は大事。意識していきたいなと感じています。
常に新しい情報を吸収できるような若い脳でいられるよう、前向きな意識を持ち続けていきたいものです。
https://furefure-shimane.jp/best/backnumber.html しまねいきいきねっと
(Pino)