定住財団スタッフの日々のつぶやきをお届けします。
「メガネ」と言っても、これは顔にかけるメガネではなく視点の話です。
普段見慣れた景色や、よく行っているお店、顔見知りの人の話。
自分にとっては日常で、毎回特別感を感じる訳ではない。
ただ、とっても心が落ち着く場所ではある。
そんな自分にとっては日常となっている場所や人が、いつもと違って感じることがあった。
先日、県外に住んでいる友人を連れて、自分がよく知っているお店や場所に行ったり、小高いところにある宿に泊まって気持ちの良い朝を迎えたり、様々な体験をしてもらった。
友人は、自然豊かできれいな景色、美味しい食事、素敵な笑顔で話をしてくれる地域の方々にたくさん出会える私の日常をうらやましく思ってくれた。
都会に住んでいる友人にとっては、島根の私の日常は特別感があったよう。
また、自分にとっては当たり前で気づいていなかったことを友人から教えてもらい、自分自身、島根の良さを改めて感じる機会にもなった。
日常に慣れてしまうと、少しの変化や良さに気づきにくくなったり、見えそうだったものが見えなくなったりするかもしれない。
友人が新しい視点をもって、自分に新しい気づきを教えてくれたり、島根の良さを改めて感じさせてくれたように、自分も誰かに新しい気づきや良さを伝えられるよう、常に新しいメガネで物事を見るようにしたいと思った。
(さん)