定住財団スタッフの日々のつぶやきをお届けします。
先日、石見部9市町の定住担当職員の皆さんと「SDGS de 地方創生」カードゲームをしました。SDGSは最近TVCMで見る機会も増えたので、皆さんご承知と思いますが、詳しくはこちら→国際連合広報センター2030アジェンダ(SDGs)
カードゲームはSDGSの考え方を地域の活性化に活かし、地方創生を実現する方法について与えられたミッション達成のため、参加者全員で対話をし、考えるためのゲームです。
今回は、島根県で3名しかいない公認ファシリテーターの一人桐山洋子さんにショートバージョンで指南していただきました。地方創生ゲームの大まかな流れは以下のとおりです。
参加者は、行政担当職員、一般市民、商店主などに分かれます。人口1万人、少子高齢化で人口減に歯止めがかからず、そのことが商店街の衰退など暮らしぶりにも暗い影を落としつつある地方のどこにある町がモデル。この町を舞台に行政職員には、人口、経済、暮らし、環境の4分野で町が良くなるように求められ、市民も市民の立場から行政や他の市民と協働して街づくりに参画するというものです。うまく伝えられませんが、とても楽しく・やりがいのあるゲームでした。参加された皆さんの満足度も高かったようです。
私自身も、このゲームを通じて「対話」が連携そしてプロジェクトの実現を生み出すということ。また、人口、経済、暮らし、環境それぞれの分野が複雑に連環しており、好影響を及ぼすこともあれば、ダメージを与えることもあるということを改めて再確認することができました。
SDGSはグローバルな取り組みだから、地方創生・地域とはちょっと違うんじゃないのと思われる方もいらっしゃると思いますが、17すべてではないにせよ、多くの課題が地域課題と根本原因や構造が相似形であるといわれていますので、SDGSで地域づくりや地方創生を考えていくことはとても役立つと思います。
定住財団では、3月15日開催の「地域づくりオールスター祭り」で「SDGS de 地方創生」の分科会を設けます。関心のある方は是非ご参加を!
詳しくはこちら→しまね地域活動応援サイトフレフレしまね「地域づくりオールスター祭2020」
(青蛙)