スタッフのひとりごと

定住財団スタッフの日々のつぶやきをお届けします。

Diary

2020-02-04 近視眼と遠視眼

加齢(嫌な言葉です)とともに、どんどん遠視が進行している。もともと視力は両目とも裸眼で2.0をずっと維持しており、最近の測定でも1.5はある。自動車の運転などは問題ないが、手元の文字等を見るのは老眼鏡(これまた嫌な言葉)が必要だ。
ところが、これが先々を見通す力となると逆転する。目先のことに拘泥し、先々の見通しは疎かにしがちだ。将来に備えて極力予測可能なことには手を打ってきたつもりだが、それも思い返してみると目先の損得で判断していたように思えてくる。
結局将来のことを考えるにも、そのための材料は今現在自分の手元にあるものから考えるから、そうなるのか…とも思えるが、やはり僕に決定的に欠けているのは「広く世間や社会の中における自分という立場における高邁な理想」なのだろうと思う。加齢とともに、僕が最も失い始めているのは身体的変化などよりも、夢や理想なのかもしれない。
「物事を近くしか見ることができない老人」「損得勘定でしか考えることのできない老人」いや、こりゃ駄目でしょう。自分がこんな人になっていくのは嫌です。
何も考えず、ふと浮かんだタイトルから思いつくままに文章にしてみましたが、少し気づきがありました。今回はこんなところで…

(たまみね)

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