スタッフのひとりごと

定住財団スタッフの日々のつぶやきをお届けします。

Diary

2020-03-30 明けない夜はない

新型コロナウイルスの世界的な蔓延により、閉塞感に包まれた日々が過ぎています。欧米での感染者、死者は中国を上回り、アフリカ大陸でも急激に拡大しています。致死率は高くないと言われても、死者は既に数万人に及んでいます
  
国内でも急激な消費の落ち込みや株価の暴落、イベントの自粛が続き、遂には東京オリンピックの延期も決まりました。志村けんさんが亡くなったことにもショックを受けています。
  
定住財団でも、準備してきた様々な事業が中止に追い込まれてしまいました。仕方がないこととはいえ、本当に残念でなりません。
  
就職活動が難しくなった学生の皆さん。収入が減ってお困りのフリーやアルバイトの皆さん。職場の仕事が激減して先行きが不安だという会社員の皆さん。経営が厳しくなっている事業者、経営者の皆さん。外出ができなくなってさみしく家に閉じこもりがちの高齢者の皆さん。自ら感染する可能性も高い中、必死で戦っていただいている医療関係者の皆さん。
  
先の見えない不安と格闘しながら、日々生活しなければならないこの状況に希望を見出せない方もたくさんおられると思います。私自身もどちらかといえば悲観的な性格ですので、ふと失望の闇に吸い込まれそうになることがあります。
  
一方、私の経験則では、どんなに不安で辛い出来事に遭っても、数年後、数十年後には、それを笑顔で話せる日が来ます。阪神淡路大震災で家族を亡くした人たちがそうであったように。東日本大震災で故郷を失った人たちがそうであるように。
  
どれだけ時間がかかるかはわかりませんが、明けない夜はありません。止まない雨はありません。こんな時こそ、冷静に、自らを鼓舞しながら前向きな気持ちで過ごすことが大切だと思います。
  
頑張りすぎずに頑張ろう!島根、頑張ろう!日本、頑張れ!定住財団

(和)

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