定住財団スタッフの日々のつぶやきをお届けします。
4月になり、新年度を迎えています。世の中は、ますますザワザワしています。
そんな中、私自身も「担当分野の変更」という仕事環境の変化にザワザワしています。
新しいことに挑戦するのは基本的に好きなのですが、仕事環境において、慣れないことで対応の仕方が分からず、聞きなれない言葉に全然ついていけず、"できない状態“にストレスを感じてしまう場面もあります。
そういう行き詰まった時、気持ちをリセットしたい時に読み返す本が数冊あるのですが、先日は、羽生善治(将棋棋士)の「決断力」を手に取りました。
「あまりごちゃごちゃ考えすぎない」
「一番いいと思えるものを簡単に。単純に考えることができれば逆境からの突破口が見いだせる」
複雑な曲面に立ち向かったり、その状況で物事を推し進めていく必要がある時は、なおのこと、シンプルに考える事。
これは、将棋の世界の話だけじゃなく、つくづく今の時代に必要な要素だと感じます。
固定概念に縛られたり、複雑に考えすぎて尻込みしたりせず、もっと単純に、簡単に、気負わず考えると、確かに、可能性は広がるかもしれません。
時代が変わって新しくなっても、いつ読んでも、変わらずモチベーションを上げてくれる「本」の存在はありがたいなと思う今日この頃です。
私も、もっと今の状況をシンプルにとらえていこうと思います。
(Pino)