スタッフのひとりごと

定住財団スタッフの日々のつぶやきをお届けします。

Diary

2020-05-01 花が咲くまで

既に三つの元号を経験している私ですが、一つの出来事で、比較的長期に、すべての世代が同様に、相当に深刻な影響を受けるということは初めてで(経済的なことはありましたが)、動揺が隠せません。  
というよりも、2020年の出来事として、と言ったほうがいいのかもしれません。1月中旬に報道があったときには、内心、SARSの事例よりも容易に収束するだろうと、思ったのは私だけではないはずです。今から考えると、お得意の平和ぼけだなぁ、と思います。
ぼやーっとしてますが、小学校の社会の教科書を思い出すと、現代史のなかには、敗戦、戦後復興、オリンピック、高度成長、オイルショック、冷戦終結まではあった気がしますが(筆者の年齢がばれます。バブル崩壊はなかったような気がするなぁ)、今回の出来事は教科書にかなりの記述がされると思います。
  
さて、そんな時期、とあるところで出会ったことば。
  
「 咲いて 散って また咲く準備 」
  
当時、正直、ふーん、って思いました。早咲きの梅の花が咲いていたので、また、すぐに桜の花が咲くと思ったからでしょうか。すぐに忘れちゃいました。
  
その後、桜の花も散り、町からも人影がなくなり、そんな状況の中で、ふと、その「ことば」を思い出しました。
  
桜の木も頑張っている。

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