スタッフのひとりごと

定住財団スタッフの日々のつぶやきをお届けします。

Diary

2020-06-24 変化

「雑草魂」この言葉を聞いてみなさんはどんなイメージを抱きますか?
踏まれても踏まれても起き上がるド根性魂、そんな力強いイメージを抱く人が多いのではないでしょうか?
でも、それ実は違うんだそうです。以前テレビで観た「雑草学」を学んでいる学者の方が言うには、雑草はもともと弱い生き物なんだそうです。だからこそ生きるためにその環境に適した方法を見つけ、形や生え方、育ち方を変えながら厳しい生存競争に勝ち抜いてきたんだそうです。同じ品種の雑草でも生えてる場所や環境によって育ち方が変わってくる。踏まれても起き上がるではなく踏まれたら起き上がらないで地を這う、踏まれながら生きる方法を見つけて生きる、それがまさに「雑草魂」なのかもしれません。
  
なぜそんな話をするのかというと、Withコロナの生活が始まってしばらく経ちましたが、なんとなく今の社会の流れがこの「雑草魂」に通づるものがあるなぁと感じたからです。
コロナで制限されることも多い中、新しい生活様式になれば新しく必要とされることや不便なことが出てきます。それに対して新しいビジネスや商品が次々と生まれ、既存のものであっても使い方や仕様を変えて新たな用途や楽しみ方がここ数か月でたくさん生みだされてきました。コロナの影響で暗いニュースが多いですが、人間は“ピンチをチャンスに変える能力”が備わっていて、今までもこのような変化を幾度となく繰り返して進化を遂げてきたんだなと大げさながらに感じる今日この頃です。
  
今年2020年は干支でいうと「庚子(かのえね)」であり、この年は「変化の年」なんだという話を年明けの朝礼で聞きました。進化論のダーウィンは「唯一生き残るのは変化できる者である」と言ったそうです。
まさに歴史上に残るであろう変化の真っ只中にいる今、「雑草魂」で自分に適した生き方を見つけ変化していける自分でありたいと思います。
  

(asa)

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