スタッフのひとりごと

定住財団スタッフの日々のつぶやきをお届けします。

Diary

2020-07-27 ほんとうにあった怪談

毎日暑いですね。
少しでも皆さんに涼しくなってもらうために、今回は怪談をお話ししようと思います。
  
どちらも友人、知人の実体験に基づくものです。
多少の伝達ズレはあるかもしれませんが、できるだけ聞いたそのままを書きます。
  
  
〇Nさん(20代女性)の体験
夜間に友人と3人で、地域で有名な”出る山”へ車で向かった。
反時計回りに、らせん状に上っていく山だった。
小雨が降っていた。
しばらくは何もなかったが、半分と少し登ったあたりでカーナビの様子がおかしくなる。
右はひたすら崖なのに、「右方向です、右方向です」と音声が繰り返すのだ。
だんだんと怖くなり、引き返すことに。
山を下る途中、雨だというのにランニングをしている男性が居た。その男性も下っていた。
白いカッパのようなものを着ていた。
夜間でとても暗い山、しかも雨なのに…。
登ってくる途中にこんな男性居ただろうか…?
この時点でとても怖いのだが、もっと怖い体験をする。
もうしばらく下ったところで同じくランニングをしている男性が現れた。よく見ると同じ格好をしている。顔はよく見えなかったが、身丈などのシルエットも同じだった。
先ほどと同じ男性か…?とすると、どうやって車を追い越したのか…?
背筋が凍るような想いをしながらも、何とか下山でき、無事に帰宅できたという。
  
  
〇Tさん(40代男性)の体験
10年以上前のこと。夜間に仲間10人ほどで、地域で有名な”心霊スポット”(何かの跡地)へ行った。
自由に散策し、目立ったことは何も起こらないまま帰ろうとしていたところ、仲間の1人の様子がおかしくなった。
うろうろし始め、言葉もおかしく、次第に白目をむき泡を吹きだした。
急ぎ帰り、おかしくなった友人は病院へ。
その後、10年経ったが・・・。
以後については、少しショッキングなためここでお伝えするのは控えようと思います。
  
  
どうでしょう、少しは涼しくなられましたでしょうか?
遊び半分で心霊スポットには行かないほうが良いということを学びました。
  
私はというと、こういった体験はほぼありません。
(特別に怪談が好きな訳でもないし、進んで心霊スポットに行ったこともありません。)
学生時代は怪奇現象がよく起こる寮に住んでおり、周りは金縛りにあっただの、夜中に足音が聞こえただのと言ってましたが、私のところには来ませんでした。
覚悟はできていたのに・・・。
  
ちなみにその寮では、男子棟が特に”ひど”く、何かが書かれたお札が扉に貼ってある「開かずの部屋」がありました。ある日、そのお札を生徒がいたずらで剥がすと、心霊現象はさらに”ひど”くなりました。相変わらず私の身には何も起こりませんでした・・・
  
昔はよく、夏になるとこんな話をしていましたね。
今ではほとんどないように感じます。心霊に関するTV特集も減ったような気が。
そう感じるのは私だけでしょうか?
こんな話をする心の余裕が、昔ほど無くなっているのかもしれませんね。

(団十郎)

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