定住財団スタッフの日々のつぶやきをお届けします。
最近、事務所隣のスーパーのレジがパワーアップして、対応するキャッシュレス支払いの種類が格段に増えた。
それ自体良いことではあるが、レジ横の大きな液晶画面を自分でタッチして支払方法を選び、同時にスマホのアプリもちゃんとスタンバイしておいて、ちかちかしている枠にピコリンと鳴るまであてがうというのは、慣れない人にはハードルが高いのだろうなと思う。
だからそっち側の人はポイントが付かない現金払いを続けることだろう。
コロナ禍で遠隔同士の会議やイベントがことごとくオンライン方式になってきた。
通信障害さえなければとても快適で、リアルに会う機会はもういらないなんて錯覚する人もいるかもしれない。
一方で、「zoomって何?」って人は、いつまでも対面方式の開催を待つしかない。
財団が応援する対象には、学生やUIターン就職希望者以外に地元の高齢者も多い。
これらのあまりにも急速なデジタルの大波にうまく乗れる人ばかりとは限らない。
利便性、安心・安全、一体感、簡便性などの間で、どうバランスをとりつつデジタルとアナログを使い分けるか。
もちろんうちの財団も問われているにちがいない。
(蝮)