定住財団スタッフの日々のつぶやきをお届けします。
高尾山6号路を登り始めて3分の1ほどのところに、薬王院の水行道場の一つ「琵琶滝(びわ滝)」があります。
〜〜琵琶滝での流れ〜〜
① 先ず白い下着と白い行衣に着替え、足元は裸足
② 40分ほど滝修行の諸注意や意義・作法など説明と講義
③ 滝に隣接するお堂にて読経15分
④ 滝場へ移動して、石畳を水で濡らしデッキブラシで掃除10分
⑤ 体を塩と水で清める…頭から水をかぶる
⑥ 行者碑へ祈りを捧げる
⑦ 滝に打たれる
⑧ 行者牌へ祈りを捧げる…終了
ざっくり言うとこのような流れです。
私が体験したのは昨年4月6日、天気はとても晴れていたけど水は氷るように冷たく。
滝に打たれる前のお清めで水をかぶったとたん、体全体がぶるぶる震えだし止まらなくなりました。ぶるぶる、ガクガクしながら「南無大聖不動明王」「南無大聖不動明王」と唱えることに集中。しかし次第に口が回らなくなり「◎$〇#×△♪~…」自分でも何を言っているか???
滝に打たれて、大きな声でひたすら無心にとなえました。となえたつもり…?
そして長い長い40分の滝行が終わったあとは、震えも止まり、なんだかすっきりして、クリアになった自分がいました。
水行道場入り口にはこんな有難いお言葉が書かれていました。
「心がみだれると
ものの姿はゆがんで見える
心を静かに澄ませば
誰でもものの姿を
素直にとらえられる」
日ごろの心の垢を洗い流したい方、心身ともに清めたい方にお勧めですよ。
また、そろそろ行こうかなぁと思っています。
(まーたん)