スタッフのひとりごと

定住財団スタッフの日々のつぶやきをお届けします。

Diary

2021-02-01 人と組織

皆さんは車とか家とか、大きな買い物をするとき、何を基準に決めますか?
大きな買い物をするとき、特に贔屓メーカーがない場合、
色々なメーカーに話を聞きに行き、アフターを含めたメーカーの信用度や商品の特徴を研究し、価格面では相見積もり結果等から総合的に判断し、また購入者の感想(口コミ)も参考に最終的に商品を決めるような流れが多いでしょうか。
  
最近そのようなことを考える機会があり、色々なメーカーを巡る際、上記に加えて重要な決定要素の一つとなり得るのが、そのメーカーの社員のプロとしての意識と能力だと私は感じています。
商品知識が豊富であり、誠実で正確な仕事をする方であり、提案能力が高く、更に良い点と悪い点をお客様目線で分かりやすく教えてくれるような信頼に足る方が多いメーカーだと、評価がぐぐっと上がります。
逆にどんなに良い商品であっても、仮に担当者の雰囲気が良くても、知識が乏しく、いい加減であったり、売り手の都合が見えると評価がぐぐっと下がります。
  
さて、ここで財団が扱う「移住」についてどうかなと考えてみます。
「移住」とは、時に人生の中で最も大きな決断であり、とても大きな買い物ではないでしょうか。
  
そのとき、移住を検討する方は、移住イベントに行かれたり、各地域の移住支援施策や地域特性を研究し、経済面での算定等から総合的に判断し、また移住者の感想も参考に最終的にどうするか決める流れかなと思います。
  
そこで、上記に加えて重要な要因となり得るのが、その移住相談員のプロとしての意識と能力ではないかと思うのです。
知識が豊富、誠実で正確な仕事、利用者目線の客観的な情報提供能力と提案能力ができる職員がいる地域は、評価がぐっと上がるのではないかと思います。
  
私たち定住財団は、職員の大半が業種も経験も様々な民間出身の職員で構成されています。
とは言え県の外郭団体であるので、公共機関の色がもちろんあるため、民間のサービスとはスピードや質が違うところもあると思います。
  
ですが、前述したプロの意識や能力が大切であるのは民間と変わらないと思うのです。
そのための自己研鑽を行い、そしてそれが利用者にとってよりよいサービスに繋がり、またその職員の評価にも繋がるようになれば、もっと強い組織になれるなと、メーカー巡りをし、かつての民間の経験を思い返しながらそう感じるのでした。

(つかさ)

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