スタッフのひとりごと

定住財団スタッフの日々のつぶやきをお届けします。

Diary

2021-03-25 春のうららに思うこと

皆さんは、季節の中でどの季節が好きですか?
私は、自分の産まれた季節でもある春が大好きです。
ぽかぽかと体も心も温まり、すーっと風が通りぬけていく感じが好きです。
  
一方で、年度末ということもあり、その一年を振り返ると、【なんだか前に進めていない…】【もっとできるんじゃないか…】【どうして思うようにいかないのか…】と心の滞りも感じます。ですが、島根で暮らし、様々な経験をさせて頂く中で、そう思うこと自体を手放しても良いのかなと思うようになりました。
  
苦しいのは、悩ましいのは、自分で自分を美化して、向上すること、貢献することが良いと縛ってしまっているからなのではないか。そう思うようになりました。
もちろん、目標があって、それに向かって進める力って素晴らしいなと思っているのですが、それは誰かに決められたり、求められたりした時点で、無理強いなのではないでしょうか。自分で自分に無理をさせる…そんなことに慣れすぎてしまう、それが正しいと思い込んでしまう、とても危ういことです。
だからこそ、自分にも、一緒に居てくれる人にも、本人が納得感を持って、前に進もうとする環境づくりが大切だと私は思います。
  
そして、仕事を通して、ご本人の納得感を持って貰い、前に進める後押しをできたらと日々の支えとしています。定住財団の仕事は、移住や就職などの人生の節目を迎える方々のお手伝いをさせて頂くことです。島根に暮らそうとされる方々に、この春の清々しい風が届いて、我々の後押しが役立つことを願っています。
  

(ひつじ)

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