スタッフのひとりごと

定住財団スタッフの日々のつぶやきをお届けします。

Diary

2021-07-13 知らないがわかるって楽しい

今年4月から人生初の電車通勤を始めました。
電車なんて多用するのは学生時代以来。島根にUターンしてからは県外に遊びに行くときくらいしか利用せず、ましてや島根県内を電車で移動することなんて今までもほんと数えるほどしかありませんでした。
そんな島根の電車事情を知らない私が電車通勤を始めてから、いろんな発見と驚きがありました。
例えば
・電車のドアは基本手動(ボタン)で開閉する
・駅によっては一部、開かないドアがある
・雨風でよく止まる
・倒木でよく止まる
・動物の接触が多い
・無人駅では整理券で金額を管理している(バスの様に)
・無人駅では運転手に定期や切符を見せる(バスの様に)
・電車の遅れなどによっては定期(乗車券)で特急に乗れることがある
・学生が思った以上に多い(頑張ってる!)
・高校生は恋バナが多い♡
・高校生はスマホ打つのがめちゃくちゃ速い、カバンはデカい
・電車内にソーシャルディスタンスはない
etc,,,
なんだか島根の電車をディスっているようですがそういう話では決してなくて、環境を変えたことで今まで知らなかったことが分かったり、気に掛けてなかったことが見えてきたよという話。
最初は戸惑って挙動不審だった私も、今や一丁前に乗り過ごしそうになるほど爆睡できるようになりました。些細なことではありますが、今まで知らなかったことを知ったことで、ちょっとだけ成長したような気さえしています(笑)
  
電車のことはさておき、大人になると新しいことや知らないことに挑戦することがどうしても億劫になりがちです。そうすることには勇気もいるし、体力もいるから。でも「現状維持は後退である」と誰かが述べているように、新しいことに挑戦したり経験することで人は成長し、人として豊かになっていくのだなと思います。
  
遡ること、〇十年。大学受験の真っ只中、勉強に明け暮れていた私に父が放った一言。
「勉強って大変だけど、でも知らないことがわかるって楽しいでしょ?」
あの時はちゃんと理解できなかったけど、今は何となく理解できるような気がしています。
  

(basa)

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