定住財団スタッフの日々のつぶやきをお届けします。
今年は本当に雨が多く、全国色んなところで災害が発生しています。
私は7月の大雨の際、土砂災害が怖くて初めて最寄りのまちづくりセンターに避難をしました。(市、消防団、まちづくりセンターの皆さま、本当にお世話になりました)
何年か前の大雨では住んでいる町が一時陸の孤島と化し、いつも通っていた道路が崩れて姿かたちがなくなったのを今でも覚えています。なので「明るいうちに早めの避難を」は本当にその通りと思い、早めに避難をすることにしました。
両親と一緒に住んでいますが、“さぁ非難するぞ”と決意を固めたとき、年老いた両親から「なんで避難をする必要があるのか」と発言が…。「我が家は絶対大丈夫」と思っているようで、そこからしばらく押し問答(早くしなければ日が暮れてしまう)。
最終的には二手に分かれ、家に残る人と避難する人に分かれました。
結果としては、大雨の中不安な気持ちで過ごすより、避難して安心できるほうが精神的に良かったと思います。
ただ、懐中電灯やスマートフォンの充電器、飲み物やちょっとした食べ物など、いつでも避難できる準備はしていましたが、いざとなったらうっかり忘れ物もありました。
また持って行ったけどセンターに備えてあるものも、さらには自宅へ帰るタイミングもちょっと悩みました。
まだまだ雨が降るようですし自宅周辺の環境が変わった訳ではないので、こうした家族間の考えを確認したり避難の備えしたりと、出来ることからやっておかねばと、今回の避難を通して強く感じました。
(フル)