スタッフのひとりごと

定住財団スタッフの日々のつぶやきをお届けします。

Diary

2021-08-26 ウイルスについて考える

新型コロナの感染が止まらない状況になってきていますが、思い出すのは去年の春。
緊急事態宣言に伴って全国で学校が休校になった時期のことです。
今に比べれば感染者が少ない段階で、突然(本当に突然でしたと強調)1カ月近く小学生の子供達は家にいることに。
  
ダラダラと動画を観てしまうくらいなら学習になるものをと思い、過去の科学系の番組を探して子供と観ていました。
地球上の生物の誕生と進化、そして人体の不思議などなど。
そこで知ったのは地球上の生物は常にウイルスと闘ってきたこと。
ウイルスと闘う過程で遺伝子変化を起こし、現在の人体の仕組みの一部を獲得したこと。
またウイルスにさらされることで、弱い種が淘汰されていったこと。
つまりウイルスとの闘いがなければ、今の地球上の生物は違ったものになっていたこと。
地球上の長い長い歴史の中では、人類の歴史はすごく短いもので、この新型コロナウイルスとの闘いもほんの一瞬のことなのですよね。
今回の新型コロナのことで、どんなに文明が発達し医学で様々な病気を克服することができるようになったとはいえ、やっぱり人類も地球上の一つの流れに逆らえないのだなと感じました。
  
ただ「引き」で見れば地球上の一瞬の出来事ですが、「寄り」で見れば1つ1つが大事な命です。悲しいお知らせの1つ1つに人生があったわけです。
これ以上犠牲になる方が増えませんように。

(りんご)

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