スタッフのひとりごと

定住財団スタッフの日々のつぶやきをお届けします。

Diary

2021-09-17 文集づくり

今年に入って亡くなった母の思い出をまとめておこうと、写真を入れた文集づくりを家族で始めました。
過去、祖父や祖母が亡くなった際にも家族で文集をつくりましたが、母親の文集をつくろうとすると、写真の数も思い出の数も比較にならないほど多く、取捨選択に頭を悩ませる日々です。
一枚一枚写真を手に取るたび、その時々の自分と母が昨日のことのように目の前に現れ、大きくしてもらったことへの感謝の気持ちでいっぱいになります。
文集の言葉を一文字一文字つづるたび、どうしようもない寂しさがひととき整理され、少しだけ前を向ける気がします。
どんなに大事な人とも、いつかは必ずお別れの日がやってきますが、文集に残すことで、それを開けばいつでも会える場所があるように感じ、救われる思いがします。
コロナ禍もあり、命をめぐる問題が日々クローズアップされています。明日が必ずくるとは限らないこと、人生は時間も体力も有限で、その中で何ができるだろうということを、よく考えるようになりました。
いつか母のもとに行った時に、上手にできないこともあったけど、頑張れることは頑張ってみたよ、自分の人生に悔いはないよ、と報告ができるよう、生きていきたいな、と思います。

(でんでんむし)

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