定住財団スタッフの日々のつぶやきをお届けします。
9月のこと。小学4年生になる息子の宿題で、星の観察がありました。
建造物や木などを目印に星の位置を記録し、1~2時間後に同じ場所からもう一度観察し、考察するというもの。懐かしいなぁと思いながら、息子と二人で星を眺めました。
この時期はベガ、デネブ、アルタイルで構成される夏の大三角形が確認できる終盤。天頂まで来ており、平面の用紙にどう記録するか困りながらもなんとか完成。星が動いている(コペルニクス先生の地動説には反する表現です)ことを目の当たりにした息子はちょっとした感動を覚えていました。
父親らしく豆知識をみせつけてやろうと思い、「世界中に星座は何個あると思う?」と問うと「ん~1,000とか、10,000とか?」と答える息子。「正解は88」と教えると、驚きと同時に疑いの目でこちらを見ていました。
私が幼いころ星(星座)が好きで、星の勉強をしたい(地学を選択したいと強く思って入った高校のカリキュラムで地学がないことを知りショックを受けました・・・)と思ったことがありました。それは、島根の空が都会の空と比べて澄んでいたからかもしれません。私の心が今と比べて澄んでいたからかもしれません。
田舎はいいですね。
写真は9月にベランダから取った夜空。一番光る星はおそらく木星です。
10月に入り、午前0時が近づくころ、真東の空にオリオン座が見え始めました。
もうすぐ冬ですね。冬の空がまたいいんだな~。
(きょ)