スタッフのひとりごと

定住財団スタッフの日々のつぶやきをお届けします。

Diary

2022-05-19 それぞれの生活

もうかなり一般的になりましたが、皆さまは「映え(ばえ)」という言葉をご存じでしょうか?

 

インターネットで調べてみると、

「写真共有SNSに写真をアップロードし、公開した場合に、ひときわ見栄え良くステキに見える(映える)、という意味で用いられる表現」とあります。

 

かくいう私も、Instagramをやっており、過去に「映え」を意識した投稿をしてきました。

しかし、だんだんと「映え」の感覚が変わってきているように思います。

 

SNSの使い方は、自分の記録用や、プロモーションなど、使い方は人それぞれ違って自由ですが、

 

私が共感したり良いねしたくなる投稿は、

 

話題のレストラン行ったとか、新しい服の写真などの、「物」や「場所」などの投稿よりも

その人がそれに対してどう思った・感じたとか、

その人がどんな感覚を持って生活しているかが伝わってくるようなもので、

そういった投稿の方が興味深く感じるようになってきました。

また、年々、憧れとか羨ましさのような感情も減ってきました。

 

島根にUターンしてから、起きて、仕事して、ご飯作って食べて、お風呂入るなどの「普通の生活」が濃くなったというか、

バランスが良くなったというか、生活がより「生活」っぽくなってきたように感じています。

 

だからこそ、私の中での「映え」の感覚も変化してきたのでしょう。

 

バリバリ働いてたくさん稼いで、そのお金で美味しいものを食べに行ったり、

洗練されたデザインの洋服を買ったり、という生活ももちろん素晴らしいです。

 

しかし今の私には、どちらかというと、適度に働いてアフター5(死語ですね)を楽しんだり、

地物の野菜で美味しいご飯を作って食べたり、ゆっくりお風呂に浸かれる時間があるような、

そんな地に足がついた生活の方が合っているように感じます。

そしてたま~に、贅沢するのが良いかなと思います。

地に足がついてないと背伸びもできないし、羽を伸ばす喜びも感じられませんよね。

 

そう感じられるのは、私が一度島根を離れて都市部で生活したからだというのは間違いないですし、

都市部での生活もとことん楽しみました。

 

皆さまが多様な生き方を経験し理解し、周りに否定されることなく、自分に合った生活を送られることを願っています。


(今日はテルサで5時)

<定住財団TOPへ

まだしまね登録してないの?

トップへもどる