定住財団スタッフの日々のつぶやきをお届けします。
田植えがあちこちで進められています。
この季節になると田んぼに水がはられて涼しそうな風景が広がります。そしてカエルの大合唱が聞こえるようになり、梅雨の時期を迎えます。
私はこうした中山間地域の棚田が広がる風景が好きで、よく水彩画に落とし込んだりしています。
さて、6月は「水無月」と呼ばれています。
暑い時期を迎えて水が枯れる月なのだ!…という説もなるほどと思わせますが、私は「水の月」という説がシックリくるような気がしています。
「みなつき」の「な」は「の」にあたる連体助詞「な」であるとする説です。「神無月」の「な」と同じ用法だと思っています。「神無月」は「神がいなくなる月」ではなく、「神の月」だと私は思っているのですが…。さて、「水無月」の頃は旧暦では梅雨の末期ごろにあたる時期なのでそう思うのです。
田んぼに水がキラメクこの時期をしばし清涼感を感じながら過ごしていたいと思っています。
(Friday)