定住財団スタッフの日々のつぶやきをお届けします。
サンカヨン(3or4)?ではありません。(すいません。おやじギャグをかましてしまいました。)
サンカヨウ(「山荷葉」)は、メギ科サンカヨウ属の多年草で、北海道や本州の山地~高山帯で見られる山野草のひとつ。
山陰では大山・氷ノ山、そしてわが島根の大万木山でも見ることができ、5月中旬が花の見ごろだとか。百聞は一見に如かず、まずは行ってみようということに。
GW後半、定住財団の関係人口マッチング・交流サイト「しまっち!」(https://shi-match.jp/)にもプログラム掲載いただいている(一社)飯南町観光協会さん主催の登山イベントに参加しました。定員25名満員御礼の大賑! 4グループに分かれ、各グループにネイチャー・ガイドさんが引率。道すがら山野草の説明を受けます。「これは、○○という名前、〇〇のところが食べられる、○○にすると美味しいよ」など。(殆ど、忘れてしまいましたが…。)コシアブラの天ぷらをあてにビールを頂いている姿を頭に浮かべ、生唾を飲み込みながら山頂へ。
山頂で持参の昼食を摂った後、サンカヨウの群生をしばし観察。時間をかけて山に登ったご褒美に見ることのできる白い可憐な花。想定以上に感動。雨に打たれると、白い花が透明になるとか。来年は小雨に来るのもありかな。いや、その前に紅葉も楽しまなくては!
密を避け美味しい空気と新緑・山野草を楽しみながらゆったりとした時を過ごす、おまけに歴史の勉強も(たたら製鉄が盛んだった頃、伐採したブナを積雪を待ってふもとに滑り落していたそうな)
改めて島根の良さを感じ取ることのできるトレッキングとなりました。大万木山に限らず未踏の山々・景勝地が県内に多くあるので、あれやこれやとプランを練る今日この頃です。
(青蛙)