定住財団スタッフの日々のつぶやきをお届けします。
先日長男の運動会があり、月曜代休ということで、久々二人でお出かけできることになり、映画に行こうと思い立ちました。長男は「ドラゴンボール」希望でしたが、まだ公開前だったため、今見れそうなもので私の見たいものを選んだ結果、「犬王」になりました。
が、「犬王」ってなに?ってことで調べると、声優がアヴちゃん、森山未来、榎本佑ということで、期待大で臨みました。
時代は室町時代、足利義光が南朝の後亀山上皇から三種の神器を取り戻そうとしていた頃のお話し。その三種の神器の一つの剣が、壇之浦の海底で見つけられたことから物語が始まります。
なぜか、壇之浦、平家と聞くと、悲しい気持ちになるのは、平家物語の琵琶法師の音と語りのイメージによるものだと思いますが、私もまさになんだかドロドロしたものを思い出します。その感じがありつつ、新しい琵琶の形をする主人公とそれに合わせて猿楽から新しい踊りの座を立ち上げる主人公の躍動感がとても新しい映画でした。
アニメーションも、松本大洋さんが描いているとのことで、絵巻物のような日本的な表現、墨絵のようなアニメでも十分情景を表せていることも感動するアニメでした。
こどもは、お面が怖くて途中見れませんでしたが、母は満足な映画デートでした。
いよいよ11日に、ドラゴンボールも始まりましたので、また次はこちらも見てこようと
思います。
(かん)