定住財団スタッフの日々のつぶやきをお届けします。
先月、財団の移住支援担当者の研修会を行いました。
コロナ禍以降はじめて松江・浜田・東京の3拠点の職員がリアルで一堂に会い、4班に分かれて、移住者や事業所を現地視察する内容にしました。
私は海のコースへ参加。
まず訪れたのは、Iターンで漁師町に家族で引っ越し、異業種から漁師に挑戦する永見さん。その後の暮らしぶり、移住前後のアレやコレやを根掘り葉掘りお聞きしました。
定置網・素潜り・牡蠣の養殖をし、自宅先で飲食ブースを出し、独自にスーパーに出荷するなど、移住後2年目と思えぬ実行力。
日々の戸惑いや苦労はあれど、
「奥さんと、亀の手(貝)を取りに海に出て、岩場で大丈夫かなとふと確認する瞬間とかに、すっごい幸せ感じるんですよね(照笑)」
ほっこり話に癒されつつ、漁師の概念を変えてくれるそのバイタリティには脱帽でした。
【永幸丸(関わる人を幸せにするお店)~元カナヅチ 船酔い漁師のド根性直送便~】
https://www.instagram.com/iwagaki_eikoumaru/?hl=ja
次に訪問したのは、
Mitsu Fisherman‘s Factory(御津フィッシャーマンズファクトリー)の皆さん。
日頃は、定置網漁業に従事する若き漁師たちが、「旬の魚の美味しさを、もっとたくさんの人に届けたい」と立ち上げられました。保育士、警備員、しじみ研究員、介護士、全員が異業種からの転職という彼ら。
ここでも、漁師町独特の文化、「・・・。」と聞いていて絶句するような話も出てくるなか、ニコニコ笑顔で力強く、今を切り開き、未来をしっかり見据えて突き進んでいる姿を目の当たりにし、本当に心から感動しました。
【若手漁師が挑む!「獲る」漁師から「獲って創る」漁師へ!!】
★現在クラウドファンディングに挑戦中↓
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島根の漁業の未来は、明るい!!!
ここには書けませんが、ディープな話、色々考えさせられました。
皆さんの、汗と涙のリアルを、しっかり移住支援業務に活かしていきたいと思います。
(竹矢っ子)