定住財団スタッフの日々のつぶやきをお届けします。
趣味は名作コピーの読み漁りです。
この歳になり、反芻するコピーがありまして、
『四十才は二度目のハタチ。』
というものです。
生みの親は眞木準さん。1992年、伊勢丹のコピーです。
発表から30年も経つのに、心に刺さる言葉です。
私は20代前半にこのコピーに出会い、
はるか先の40歳の自分に興味津々でした。
迎えた40歳。
やりたい事、やれる事を全力でやってきて、今。
無我夢中で泳いで、ようやく岸に辿りついたという感じです。
ひと段落。
小休止。
40歳はそんな感じ。
二度目のハタチ。
そうかもしれません。
そしてまた、50代へ向けて泳ぎだします。
『美しい50歳がふえると、日本は変わると思う。』
これも好きなコピーです。
岩崎俊一さんが1998年に資生堂のコピーとして書かれました。
50歳になる頃は、どんな景色が広がっているのでしょう。
「ママは、大きくなったら何になるの?」
子供に聞かれて口ごもったものの、
「もっと若いママが生きやすい世の中をつくりたいな」と答えました。
今日の延長線上の50歳。
美しくいたいものです。
(sugao)