定住財団スタッフの日々のつぶやきをお届けします。
先週末の夜、玄関先で小さな小さなゲンジボタルを見つけた。
時季が遅めだからなのか、飛ぶ元気もない様子だったので、とりあえず脇の茂みに移してあげた。
子どものころはたくさんホタルを見ることができたが、
豪雨や台風で河川が被害を受けるたび、しばらくホタルの姿が見えなくなり、徐々に数も減っていった。
そんなことから、ホタルといえば、どうしても災害を連想してしまう。
昨年は県東部で甚大な被害が発生し、県西部でもここ数年河川の氾濫等で大きな被害が続いている。
以前参加した防災の講演会で避難について触れられていた。
異常なことが起こった時、これくらいなら大丈夫という心理(正常性バイアス)が働くそう。疑わしきときは行動!し、自分の大切な人を悲しませないために逃げる!ことが義務とのことだった。
ホタルの小さなほのかな光を眺めながら、今年は異常気象がないことを願いつつ、万一の備えを怠らないこと、いざというときは冷静に判断しようとあらためて思った。
(きーとす)