定住財団スタッフの日々のつぶやきをお届けします。
子どもの頃はお盆の時期に親戚のみんなが集まって、川遊びをしながらスイカにかぶりつき、土と汗と涙が混じり合って真っ黒になって頑張っている夏の高校野球を観戦するのが楽しみでした。そして決勝戦が終わるこの頃になると、暑かった夏の陽気が緩んでいることをふと感じたものでした。
アブラゼミの暑さを演出するような鳴き声から蜩の声に変わり、赤トンボが舞い、緑色のイガに包まれた栗が道端に転がり、暑い日差しの中で吹く風が涼しく感じたり、稲穂が黄色に変化したり、雲が筋状になったりする景色の中に秋の気配を感じ取ったものでした。クーラーの効いた部屋がとても心地良かったのが、ちょっと冷えるように感じたりするのもこの頃です。
そうした夏から秋への変化を感じさせるのが私にとっては「夏の高校野球」です。
皆さんが夏から秋への変化を感じるのはどんな時なのでしょうか?…
(Friday)