定住財団スタッフの日々のつぶやきをお届けします。
我が家(実家)は田舎の一軒家。
新築は明治36年、築約120年です。
先日祖父と、今の実家がどのくらいの費用で建ったかという話題になりました。
祖父「近所の手を借り、できるだけ自分たちで準備できるものはして、200円で建ったらしい」
私「200円!?まさかや!」
びっくりです。
ググってみると、当時(明治30年代)の1万円は今でいうおよそ3800円、
約76万円で家が建ったことになります。
私「2000円の間違いでは?」
祖父「・・そうかもしれん」
と真相はわかりません(笑)が、当時の家の相場は都会で1000円台~、
とかいう記事も出てきたりして、地物の木や藁などの自然素材を中心とした田舎の家としては
200円というのはあながち間違っていないのかもしれません。
(数年で何倍にもなるなど、価格変動が激しい時代だったようですね)
もちろん家はだいぶ改装・増築をしていますが、土台や柱は当時のもの。
痛みもいくらかありますが、岩盤の上に建っているので湿気が多くなく、適度に換気があり(冬寒いですが)
まだまだ崩れそうな気配はないです。
これからも築年数を更新し続けることでしょう。
「うちは高コスパ住宅」と周りに宣言していこうと思います。
現在の200円でできることといえば、惣菜パンを買ったり、ガチャガチャをしたり(今や300円~か・・)くらいです。
円安が続き、今や1ドル144円。これからも物価高は続きそうです。
そう考えていると時代を感じますね。
(団十郎)