定住財団スタッフの日々のつぶやきをお届けします。
東京スタッフです。
先日から東京・上野で始まった「岡本太郎展」に行ってきました。
美術・博物系の企画展を見に行くことが結構あるのですが、
「まあ、○月までやってるから今日はいいか」と先延ばしにして、
結局見逃す…ということを繰り返しており、見たいやつは早めに行かねば!と
お休みの日に行ってまいりました。
企画展で音声ガイドを借りる・借りないは半々くらいですが、
今日のひとりごとのタイトルは、岡本太郎展の音声ガイドから。
音声ガイドも最近はいろいろ工夫しているようで、
通常の説明に加え、“あなた(私のこと)に向けた岡本太郎の言葉”を最後に聞かせてくれました。
(わたし専用の番号を一緒に渡されて、会場の最後あたりでその番号を入力すると、私に向けた岡本太郎の言葉が流れてきます)
それが、
『血を流しながらにっこり笑おう』
でした。
完全に私専用オリジナル!ではもちろんないのですが、
なんとなく自分の状況に合わせて心に受け止めて、響くものがありました。
うーーーん
とモヤっとすることや、納得いかないことは生きていればそりゃあ、あるものだけど、
それを心に思いながらも、にっこり笑ってコトを進める。
聞く人が聞いたら「心を押し殺せってこと?」と思われてしまいそうですが、
私はそうは受け止めませんでした。
ちょっとかっこいいな、と思いました。
岡本太郎の作風や、伝え聞くお人柄・イメージからは分からないけど、
心に血を流しながら進めたことはたくさんあったんだろうなあ、と思います。
面白い作品がたくさんありました!
12月下旬までやっているようなので、東京お近くの方はぜひ。
(は)