定住財団スタッフの日々のつぶやきをお届けします。
夏の猛暑、豪雨、巨大台風や干ばつなど、世界中で異常気象が起きています。日本でも6月28日に観測史上もっとも早く梅雨が明け、その後7月には記録的な猛暑が続きました。
我が家の庭に何本か空木(うつぎ)があります。例年は5月から6月にかけて白い可憐な花がたくさん咲きますが、なんと今年は11月の中頃からまた咲き始めました。膨らんだ蕾があるのでまだ咲きそうです。昔学校で習った“夏は来ぬ”「♪卯の花のにおう垣根に・・・♪」【佐佐木信綱作詞】にあるように初夏に咲く花です。これも異常気象のせいでしょうか。来年の初夏にまた花を咲かせてくれるか心配ですが、1年に2度花を咲かせると寿命も短くなるのでしょうか。人間も大変ですが花も大変ですね。
ウィキペディアによると、『不時現象(ふじげんしょう)とは、花の開花などの生物季節現象が、通常の時期とは著しく異なる時期に発生することである。』と書かれていました。日頃何気なく見ている花が季節外れの花だったりするかもしれません。ツツジやサツキの季節外れの開花もよく見かけます。秋に桜が咲いたというニュースもありました。皆さんも、お出かけの折に観察してみては如何でしょうか。
(山ちゃん)