定住財団スタッフの日々のつぶやきをお届けします。
つい先頃飛行機で移動中、目的地まであと15分程度で着陸態勢に入ったときの話なのですが、
私の近くの方が急に体調が悪くなられ、CAさんが「この中にお医者様はいらっしゃいますか」と
少し緊迫した状況になりました。
私のところからは様子ははっきり分からなかったですが、張り詰めた様子でした。
そんな中、一人の方が名乗りを上げられ、足早に体調が悪くなった方の側に向かい、迅速な対応をされました。
しばらくして、体調の悪かった方も受け答えが何とかできる状況となり、無事着陸。
着陸後、体調の悪かった方はお連れの方と一緒に周囲に感謝の言葉をかけておられるのが見え、
様子を見守っていた乗客は安堵しました。
ドラマなどでは見かけることはあっても、自分自身がその空間にいたのは初めてだったのですが、
医師の方を改めて尊敬いたしました。
勉強や経験で専門的な知識を有し、とっさのときにも人を救うことができる。
ときに責任も伴う、とても難しい仕事だとは察しますが、このような病院外での応対を今回近くで見ることができ、
とても幼稚な表現で恐縮ですが、かっこよかったです。
子供の頃、こういう姿を見て医者を目指す子もいるんだろうなと感じました。
(つ)
(つ)