定住財団スタッフの日々のつぶやきをお届けします。
3年くらい前に庭のあんずの木を伐りました。直径が40cmにもなる大きな木で、毎年2月の終わりころからピンク色の花をたくさん咲かせ、梅の花と一緒に楽しませてくれていました。その根っこが、近くに埋まっている浄化槽に穴をあけてしまい、やむなく伐ることになりしました。
翌年には、その切り株から芽が出てきたので大切に育ててきました。こんなに大きく育ち、春の訪れとともにたくさんの花を咲かせてくれました。生き物の生命力はすごいですね。
以前は花をたくさんつけてくれましたが、楽しみにしている杏子の実は5~6個くらいつく程度でした。実がつく頃には葉が生い茂り、実を探すのは大変でした。また実を付けてくれるでしょうか?調べると自家受粉ではあまり良い実はつかないとのことでした。今も以前と変わらぬピンク色の花をたくさんつけてくれて楽しませてくれています。
あんずの種子の中にある仁(じん)という成分は、杏仁豆腐にも使われているそうです。杏(あんず)の仁(じん)で作った豆腐で杏仁豆腐。また一つ賢くなりました。
(山ちゃん)