定住財団スタッフの日々のつぶやきをお届けします。
地域の環境保全活動の一環でカワニナを育てています。
カワニナはホタルの餌となる巻貝です。
私の住む地域では、ここ数年の間に水害や増水などで川に餌がなくなる状況が続きました。
以前は、ホタルが多く舞い、幻想的な景色を楽しむことができましたが、今ではすっかりホタルの数が減り、皆が寂しく感じていました。
そんな中、地域ぐるみで対策に乗り出すことになりました。
有志を募り、各家庭でホタルの餌であるカワニナを養殖し始めました。
飼育する際に大切なことはカワニナを育てる水は川の水であること。他の川の水だと生態系が壊れるそうです。
半年間大切に育てて、3月に川に放す予定です。
皆の努力が実り、今年はきっと、たくさんのホタルが見られることと思います。
(ちょこ)