定住財団スタッフの日々のつぶやきをお届けします。
コロナによる行動規制が徐々に緩和され、この3月からはマスク着用も個人判断になった。やれやれこれではずせる、と思ったら今度は花粉だ。例年の5倍ともいわれる花粉飛散量に思わずマスクを重ねたくなる人もいるだろう。
私自身、花粉症を発症したのは高校生になってからだ。私が高校生の頃は「花粉症」という言葉はなく、春先になるとクシャミ、鼻水がひどくて毎年春に風邪をひくと思っていた。そのうち花粉症という言葉が出てきて「そうだったのか」と思った次第である。
以後40代ごろまでは毎年春先は大変な思いをして過ごしたが、50代になってから、いつの間にか症状が軽くなり、60代の今は多少目はかゆくなるものの、ほとんど症状がなくなった。
なんでだろうと思ってネットで調べてみると、「年齢を重ねた体が花粉の抗原を“異物”と認識する能力が衰えることで、アレルギー感作が起きにくくなる」との一文を見つけた。要するに年を取って体の反応が鈍くなったということらしい。
年齢による体の衰えは悲しい面もあるが、こういうプラスの面もあるのだ。若者で花粉に悩む諸君、年を取ったらこのようないいこともあるぞと声を大にして言いたい。
(ダボ)