定住財団スタッフの日々のつぶやきをお届けします。
「人生にはマージンが、つまり余白のような時間と空間が必要。
大人になってからの自発的な学びは自分の人生を考えるうえで不随する息抜きの用なもの」
最近読んだ冊子の特集記事『大人の学び直し(リスキリング)』に出てきた一文です。
ん?マージン?と聞くと最初にビジネスの「もうけ」や「手数料」の事が浮かびます。
調べると、もともとのラテン語の語源は、「用紙の縁」という意味で、それが英語のmarginになって、「余白」や「欄外」「余裕」 などの意味が加わったそうです。
そういえばWEBページ作成でのマージンは「余白設定」を意味したりします。
確かに、普段の生活の中にも「余白」や「余裕」としてのマージンが必要だと感じるシーンはあります。
本を読んだり、新しい知識や情報を自分のものにしたり、新制度、新方式など学んでスキルを得ることには時間や、それを取り入れようとする心の余裕も必要です。
いつも「そんな時間がない」とギリギリで、今まで通りのやり方に固執していては、学びは得られません。
余白が全くない、文字がぎゅうぎゅう詰めの広報物やレポートは見にくく、人を惹きつける魅力や効果に欠けます。
余白がいい味をだす、効果を引き出すように、日々の生活においても、マージンが必要だ!
それが学びへの意欲にも繋がるんだなぁと、なんだか最後はしっくりきました。
余白や余裕の意味でのマージンは、自分で意識して作りだしていきたいと思います。
(pino)