定住財団スタッフの日々のつぶやきをお届けします。
約一か月前、思いがけず首を痛めました。
診断は首のヘルニア。一時はどうなることかと思いましたが今は痛みもほぼなく、普通に生活できるまで回復しました。
首を痛めて、普段何気なく行っている動作が首の支えあってこそだったことに気づきました。
上や下を向いたり寝たり起きたりする動作はもちろん、顔を洗う、髪を洗う、服を着る、化粧をする、机で何かを書いたり読んだり、スマホを見たり、車や電車で揺られることすら当時は痛みが伴いました。
「失ってわかる大切さ」というやつでしょうか。幸い失ってはないのでこれからは日々の姿勢やストレッチで首を大事にしようと決めました。
リハビリの先生曰く、首や腰は賢いので他の身体の部分が怠けているところをバランス取ろうと黙って頑張るのだそうです。そこに負荷がかかり過ぎてしまって首や腰を痛める人が多いのだと。
その話を聞いて人間の世界もそうだなと感じました。普段の生活では全く目立たず気づかないけどものすごく重要で陰ながら生活を支えている人や仕事が世の中には沢山あると思います。そこに気づかず負荷がかかり過ぎると折れてしまうこともあるでしょう。
そんな存在を失ってからではなく普段から思いやれたり思いを馳せたりできることが人間生活でも大事なんだなと思います。
首の痛みから人の在り方を思いがけず学びました。
(basa)