定住財団スタッフの日々のつぶやきをお届けします。
趣味で居合をやっている。もう6年も続けている。先日審査があり晴れて段位を取得することができた。
居合といったら、真剣で巻藁を切ることをイメージする方も多いが、私がやっている居合は、真剣ではなく模擬刀という切れない刀を使用し、18の形を覚え技の精度を上げていくというものだ。
最初は時代劇の殺陣にあこがれ、かっこよく立ち回れたらいいなと思っていたが、いざ始めると刀を抜くのも一苦労、根がまじめ(?)だから一生懸命やると力が入ってくる。
師範からは「力を抜け」とよく言われるが、いまだにその極意はよくわからないものの、疲れて力が抜けた瞬間にスルっと刀が抜けたり、体の動きがスムーズになるなど、なんとなくこんなものかと体がいうことをきくようになってきた。
日常でも思わぬ効果があり朝夕の通勤時間帯など駅ですれ違う人をうまくかわせるようになってきた。これも修行かと思うと通勤も楽しくなってくる。
あまり激しい動きではないので高齢の方や女性も多く参加している。あと何年続けられるか。現在最高齢は75歳の方なので、私などはまだまだ道半ばだ。もうひと踏ん張りしてみよう。
(ダボ)