スタッフのひとりごと

定住財団スタッフの日々のつぶやきをお届けします。

Diary

2024-07-12 不思議な夢

不思議な夢を見ました。
登場人物は私と少し前に他界した祖母。他界した祖母は認知症を患っていました。でも最期の最期まで、人への感謝を忘れない、優しい優しい祖母でした。

祖母は生前ピアノの先生をしていて、私の実家にはピアノがあり、祖母に習っていたこともあります。

夢の舞台はそのピアノの前、シャキッと背筋を伸ばした元気な祖母に私は手を握ってもらっていました。夢なのに、その手はとても温かかったです。夢の中で私は言いました「認知症のおばあちゃんにキツイこと言ってごめんね、おばあちゃんありがとうね、おばあちゃん大好きだよ」
祖母は微笑みながら頷きます。
ずっと後悔していました、認知症の祖母にイライラしてしまっていた私が居たのは事実です。
優しい祖母が先立ってしまったことへの罪悪感がいつまで経っても消えませんでした。
「私生きてて良いの?」
祖母がいつもの笑顔で大きく頷きました。

ハッと目が覚めると、いつも寝ているベッドの上。
この夢を見たのは私の誕生日の次の日、そして仏式でいうと祖母の四九日の2日前。
人は天に昇る前、挨拶に来ると聞いたことがあります。おばあちゃん、このタイミングで挨拶に来てくれたのかな。

寂しいけど温かい、涙は出るけど前を向こう、
そう思える、不思議な夢の話でした。

(mo.)

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