スタッフのひとりごと

定住財団スタッフの日々のつぶやきをお届けします。

Diary

2024-10-24 社会性を育むには時間がかかる

先日、大山の豪円山ロッヂに隣接するドックランに、これまでもひとりごとに登場している愛犬「ムク」を連れて行ってきました。

以前にも小さいドックランには連れて行ったことはありますが、ここはその10倍以上はありました。

これまで行ったところでは、ほかに犬がいないときが多く、敷地内に入り、自分が綱でつながれていないことがわかると、普段窮屈な状況にあるところから解放されてか、喜んで駆け回り、ボールやフリスビーを早く投げてくれと待ち構え、取ってきたことをほめると更に早く投げてくれとせっついてきました。

普段の散歩時も、他の散歩中の犬を見つけると、そこに綱を引っ張って駆け寄り、受け入れてくれる犬には鼻を寄せながら近づいていく方が多い方です。

吠えもしませんし、「おとなしいいい子ですね!」と言われて、「そんなことないですよ」と言いながら飼い主として「そうでしょう~」とうれしく思っていましたが、今回は違いました。

入口から数十頭の犬種の異なる犬たちが、それぞれの場所で、それぞれの遊び方、関わり方で楽しそうに遊んでいます。

入口で立ち止まり、敷地内に入るまで少し時間がかかりました。

ようやく入ると、遊ぼうよとばかりに数匹の犬が近づいてきましたが、「いや俺はずかしい、一人でいいから・・」みたいに逃げていきます。

「チェッ、つまんないの」とばかりに犬たちは他へ駆けていきました。

1時間はいたと思いますが、その間ずっとそんなで、帰ってからは、よほど緊張し疲れたのか、餌をおいても見向きもせずにぐったり・・。

でも人間と一緒ですね。

初めての場や周りにいろいろいる中では、どうコミュニケーションをとるのか時間がかかるんですよね。

家では、自分が王様だと思っている節がありますが、ここでは・・・。

今度はもう少し時間をかけて、犬同士の社会性を育んでもらいたいと思います。

(王様を思う雀より)

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