定住財団スタッフの日々のつぶやきをお届けします。
いよいよ今年もおわりですね。皆さんは、「おおつもぐり」という言葉を知っていますか?
出雲弁の発音でオオツモゴゥ。
文字に起こすと”おおつもぐり”今の言葉で言うと「おおつもぐり」とはどんな意味か?
と話しになり 誰もが?? 聞いたこともないとの返事。
私が子供の頃だったと思いますが、祖母が”オーツモゴゥ”の言葉を寒くなった時期に使っていたような覚えがあります。
気になり調べると「おおつもぐり」は出雲弁で「大晦日(おおみそか)」を意味するそうです。
「つごもり」は、年の最後の日、つまり12月31日を指し「月隠り(つきごもり)」が変化したもので、月の光が見えなくなる時期を意味し、
そこから月の終わりや年の終わりを指すようになったとのことです。つくづく出雲弁は深いなと感じました。
最近の話題では、先日地元の万九千神社で旧暦10月26日に行われた「神等去出祭(からさでさい)」という神事の”からさで”も
八百万の神々が出雲を去ることを「からさで」と言う出雲弁とのことです。おもしろいなと思いました。
出雲弁には、まだまだ色々な言葉があります。使われている出雲弁を正月休みに調べてみるのも面白いなと思いました。
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