スタッフのひとりごと

定住財団スタッフの日々のつぶやきをお届けします。

Diary

2025-01-22 巳年に思い出すこと

 新しい年が明けました。干支の巳で思い出すのが、小学生の頃のへび踏んじゃった事件です。

 実家の土間の薄暗い一角に、別棟に移動するために用意されている履物が並べられており、小学生の私は何気なく素足で、その一つに足を入れました。

 その瞬間、ぬるっとした何とも言えない感覚が足裏に伝わり、暗がりを覗き込んでみると、そこにいたのは、にょろにょろとした蛇でした。

 次の瞬間、今までにあげた叫び声の中でおそらく最大音量のものが口から飛び出し、素足のまま必死で別棟に走り込みました。

 私の叫び声に気づいて蛇を捕獲した父親によると、その蛇は小さな子どもの蛇だったらしく、どうしてその蛇がその場所にいたのか、事情は分からないままでした。

 その時の記憶が強烈過ぎて、大人になった今も、にょろにょろとした蛇の姿に対する苦手意識はぬぐえません。

 しかし聞くところによると、蛇は脱皮をすることから「再生」「復活」の象徴とされ、蛇の皮は「金運」の縁起物にもされているのだとか。ペットにして愛でている方もおられ、自分自身の固定観念のみで毛嫌いするのは蛇に失礼かも…と感じました。

 そういえば小学生の時のクラスメイトに、その形状ゆえに嫌われてるゴキブリを見直そうと、ゴキブリが生態系の中で果たしている役割等を調べる自由研究をしていた友達がいたな…と思い出しました。

 見た目が8割、なんて言われることもありますが、見た目では判断できないことは数多くあります。

 新年。自分の中の固定観念を今一度見直してみることから、新しい一歩が踏み出せれば、と思っています。

(でんでんむし)

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