定住財団スタッフの日々のつぶやきをお届けします。
先日いつものように早朝ムク(我が家の愛犬)の散歩に出かけた。
いつもの道を眠い目をこすりながら、歩いていると「カチッ」と何か音がした。
よく見ると、繋いでいた綱が外れていた。
繋ぎなおそうとすると、それよりも早く気付いたムクは、ここぞとばかりつながれていない自由さを楽しむかのように、捕まらないよう一定の距離をとってこちらの動きを窺っている。
平静を装い、散歩バックから餌を取り出し、「おいでおいで!」と促すが、それ以上に自由になった自分がもう捕まらないよというアピールなのか、今まで見たことがないようないたずらっ子の顔をして、得意そうに笑っているように見える。
早朝とはいえ、新聞配達のバイクや牛乳配達の車などは通常すれ違うし、早朝出勤の車らも普段は意識はしてないが当然あるだろう。
このまま捕まえられず、どこかに行ってしまったら?
そのどこかで事故にあってしまったら?
そんなに時間は経っていないはずだが、ものすごく気持ちが動揺し、久々に絶体絶命を感じたところだった。
ふと携帯を持っていたことに気づき、まだ寝ている妻に電話をかけると、眠そうだったが、電話に出てくれ、今の状況を話しヘルプをお願い・・。
その間、来た道をかけて戻るふりをし、途中まで戻ってきているムクを確認し、その周辺に留まらせる時間をどれだけ費やしたか?
すると反対側から車が到着。
おりてきた妻は、逆方向からムクを追い込み、とっておきの餌である大好きなビーフジャーキーをチラつかせ、見事確保した。
暗がりでのこの状況だが、車から降りてきた妻には、後光のようなものが差し、(実際にはさしていないが・・)神が降臨した思いであった。
もうその後は、疲れ果て、散歩は終了。
職場に出て、皆から疲れた顔をしていると指摘されたほどであった。
ちなみに本日1月31日は愛妻の日ということ。
改めて日頃の感謝をしっかり伝えていこうと思う。
久々に青ざめたまさしでした!
(雀)