定住財団スタッフの日々のつぶやきをお届けします。
最近の楽しみは、これに尽きます、録画した「べらぼう」をみること。
キャストもよいし、それぞれの人がただものでない表現をしてくる。眉毛のない安達祐実や水野美紀、とってもまともな人の役の鉄拳、毎回見入ってしまう美しさの小柴風花、似合いすぎている平賀源内を演じる安田顕、他にも見所が満載で、これまでの大河にないすごいのが出た!という印象です。
細かく作られている町屋の部屋のつくりや、食べているもの、それらで江戸中期の生活が見れるのも楽しいです。
前回、「花の井」という花魁が「瀬川」という名前を襲名した時には、これまでと違う衣装、髪型、花魁道中での高下駄の歩き方まで変わっていたりとちょっとしたところにも一つ一つ工夫されていました。そんな細部も見ることも楽しいわけで、録画を毎回2回は見直してしまいます。
重三郎が本を作る時に、自分はネタを取ってくることしかせず、絵師に交渉し、彫師に交渉し(この彫師として出演してる人は現在も江戸で版木を作っている職人さんなのだとか)
周りも巻き込んで夜を徹して本を作り上げていくのですが、作り上げた重三郎がそうして作り上げた本を持って「なんだか楽しかったなー」というシーンが好きです。こんな楽しかったなーの実感で、仕事を選んでいけたらなーと思うのでした。
U-NEXTでもまとめ見出来るので、今からでもぜひ見ていただきたいお勧めドラマです。爽快な気分で週明けを迎えていける、ザ・大河です。
(かん)