定住財団スタッフの日々のつぶやきをお届けします。
もうすぐ春ですが、冬の余韻を楽しむ季節でもあるなと思っているこの頃です。
と言うのも、毎年冬に味わえる寒鮒に私は目がなく、この冬も堪能させてもらいました。
宍道湖で獲れる鮒は臭みが少なく、冬は特に脂がのっておいしいことがよく知られています。
身は糸づくりに、アラは鮒汁に、ウロコと骨以外は余すところなくいただける、ありがたいお魚です。
(ウロコと骨も楽しめる方法があれば、ぜひ知りたい!)
冬になると思い出す、というか、体が鮒を求める、という感じで、季節の移り変わりを感じていますが、もうすぐ春となって次の冬までお預けと思うと淋しい気持ちになります。
気候変動など、漁獲に影響がないか心配になることもありますが、いつまでも宍道湖の恵みとして私の胃袋に入ってきてほしいものです。
(ホルモン)