定住財団スタッフの日々のつぶやきをお届けします。
寒さに耐えて冬を乗り越えてやっと春が来るのに、春は別れの季節でもあります。
仲の良い友人が遠くに行ってしまったり、職場の人員がかわったり、身近な人たちと離れてしまうことが毎年辛い季節です。
(自分が離れる側も辛いですが、見送る側の方が私にとっては辛いなあと感じています。)
思い出を振り返り、懐かしい写真を見返すと、どれだけその時間が大事な瞬間だったか気づかされます。
最近ふとしたことでオスカー・ワイルドの「君が愛するものは、いつか失われる。けれど、愛そのものは、形を変えて必ず戻ってくる」という言葉を目にして、だいぶこの言葉に救われました。
美味しいお店や、面白い体験、話している言葉や、考え方や、好きなもの、嫌いなもの、身近な人たちから教えてもらったことや、影響は、これからもきっと残り続けると思います。
きっと、離れ離れになった人たちからもらったものが新しい喜びや発見をくれるんじゃないかと、そう思うきっかけになりました。
別れは辛いですが、また元気に再会できる日を心待ちにして、明日も頑張っていきましょう!
(猿隠)